割合は、身の回りでよく使われる考え方ですが、数式を使うとちょっと難しそうに見えますね。でも安心してください！このガイドでは、数式を使わずに、イメージや身近な例を通して割合の基本を楽しく学んでいきます。
割合とは、「全体の中でどれくらいの部分を指しているのか」を表すものです。たとえば、大きなピザがあるとしましょう。そのピザを10個に分けたとき、1つ分が「1割」、5つ分が「5割」です。
日常生活で割合をどのように使うか、例を見てみましょう。
スーパーで「3割引き」と書かれている商品を見つけたらどうしますか？これは、元の値段から3割分が引かれていることを意味します。
ゲームで「残りの体力が7割」と言われたらどう思いますか？全体の70%がまだ残っている状態です。
サッカーの試合で、「ボールを持っている時間が4割」と言われたら、試合時間の40%はボールを持っているということです。
紙を使って割合を考えると、もっと分かりやすくなります。
たとえば10個のブロックを用意して、3個分を取り分けて「これが3割」とすることで、感覚的に割合を理解できます。
割合は10分の1単位で考えますが、パーセントは100分の1単位です。
たとえば、10個のお菓子を友だちと分けるとき、「半分こ」と言ったらそれは5割（50%）のことです。
宿題が10問あって、6問終わったら、それは6割（60%）終わったということです。